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どうしても一言いわせてもらいたい。
10月5日(日) ストロングリーグ決勝トーナメント
セン○ッキー戦。場所は三鷹・日産厚生園グランド。
1対1で迎えた最終回7回の裏にとんでもないことが起きた。
ワンアウトから四球で出たランナーが2盗を試みて成功し、1死2塁。
その後、徳留投手の投げた牽制球がショート中川選手のグラブをかすめてセンターに抜けた。
ランナーは、これを見て3塁へ走った。
センター砂川選手から矢のような送球が雄高3塁手へ、ワンバウンドで雄高選手が捕球してランナーは3塁寸前でタッチアウト。
審判は3塁ベース付近まで来て、大きな声で「アウト!」のコール。
キングスベンチは、この好プレーに大いに盛り上がった。
その直後、セン○ッキーのベンチから抗議があった。
ランナーが3塁へスタートを切った時、ショートの中川選手に接触したので「走塁妨害」だという抗議だった。
信じられないことだが、何と、審判は、あっさりこの抗議を聴いて自分が行ったアウトの判定を簡単に覆した。
これには驚いた。
監督、石井選手が猛然と抗議、試合は10分間中断した。
この時の審判の態度がおかしかった。
「当事者の選手に聞いてみる」とか、「自分は見てなかったが抗議があったので走塁妨害があった」とか、オロオロして収拾がつかない有様だった。
放棄試合にしようかという監督の声もあったが、抗議を諦めて試合再開。
その後、センター前に運ばれてサヨナラ負けを喫した。
審判のあり方・姿勢に関しては、和田選手のメールの通りである。
私が一番、腹が立ったのは審判が「当事者の選手に聞いてみる」と言ったことである。
野球の審判が、当事者のプレーヤーにその時の様子を聞くか?
その時の当事者のプレーヤーの言うことが信じられるか?
答えは明白である。
絶対に自軍に不利なことは言うはずがないではないか!!!
ランナーが相手野手に接触していようがいまいが、100パーセント
走塁妨害だと主張するに決まっている。これは、立場が逆であっても同じことだ。
このような場合、プレーヤーの言うことには客観的な信憑性がないから、絶対に審判は当事者の話を聞くようなことはせず、自分の判断を信じて判定を下さねばならないものである。
これは、審判たる者の心得の「イロハ」の「イ」であろう。
バッターのハーフスウィングをめぐる判定も同様だろう。
バッターに聞けば「絶対振っていない」と言うに決まっており、捕手に聞けば「完全にバットは回っている」と言うに決まっている。
そのような時、審判はバッターや捕手の意見を聞くわけがない。
今日の好ゲームは、「審判のあの一言」で音を立てて崩れ去ったと言わざるを得ない。
レベルの高い試合には、レベルの高い審判が不可欠だということを実感した。
私は、アウト、セーフを問題にするつもりはない。
審判が最低限持っているはずの「常識の欠如」を問題にしているのだ。
言いにくいことだが、「当事者の選手に聞いてみる」というような審判の下では二度と試合はしたくない。
ところで、
それにしても、審判の判定の不手際に対して、血相を変えて抗議した監督と石井選手の態度には、他の選手全員が胸を打たれた。
たかが野球、されど野球・・・・、二人の顔は真剣勝負に燃えている男の顔だった。
監督と石井選手の抗議の最中に、たびたび相手ベンチから汚いヤジが飛んできた。
不愉快なヤジだった。センタッキーというチームの品格が疑われた。
試合終了のあいさつを済ませ、エールを交換。
後味が悪かったが、試合後のキングスのナインはとても紳士的だった。
さすがキングス。相手の不愉快な態度にもかかわらず、爽やかな春風のような態度でグランドを後にした。
ああああ・・・キングスのメンバーで良かったと、つくづく思ったゲームであった。
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2003年10月5日 |
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背番号4 |
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