「流れ」の極意

 「流れ」についてもう少し考えてみようと思います。
 「流れ」と一言にいっても、「運」とか「バイオリズム」的なものとか「ケアレスミスによるもの」とか、色々なタイプのものがあると思います。ここでは、「流れ」を大雑把に波のスパンの長さ別に捉えて大中小に分類してみると、次のようになるかと思います。

@大きな波:1ヵ月〜数ヶ月スパンの流れ。今年のキングスの前半戦のようなもの。これを変えるのは容易ではない。日頃の精進の現れかも。身を任せるしかない場合もある。

A中位の波:その日のゲーム全体の流れ。チーム全体のまとまりなどで変えることが出来る。

B小さな波:ワンプレーで変わってしまうし、変えられるもの。

 このうち@については、どうしようもないところもあります。
 いい当たりが正面をついたり、討ち取った当たりがポテンになったり。これは、日頃皆さんが良い行いを心がけるとか、神様に願を掛けるとかすれば少しは良くなるかと思います。余程のことがないと流れは急には変わりません。

 問題はAです。この流れを掴むためには、次のことが必要だと思います。

 A−1.自分達で出来ること(相手と連動しないで出来ること)
・ ウォーミングアップ:藤田マネージャーへ。もう少し考えましょう!
・ 攻守交代:全力疾走
・ 走塁:全力疾走
・ 声だし:全員

A−2.キングスのリズムを作る
・ バッテリー:ファーストバッターを討ち取る
・ 打撃:自分のスイングをする
・ 守備:のびのびプレー、守備のときも攻撃的に!

A−3.ベンチワーク
・ サインプレー:常に次の状況判断。見落としをなくす。
・ 選手交代:ワールドカップを見てのとおり、流れは変わる!

 上記Bについては、一番分かりやすいものです。ワンプレーで流れが変わるが、その次のワンプレーで流れを元に戻すことも出来ます。ファインプレーだけではありません。今週のジャンプの「ルーキーズ」でレフトがどうしようもないエラーをした後、次打者のサードフライに飛び込んできてフェンスに激突する場面があります。どうしようもないヘタでも、ガッツだけで流れを変えることも出来るのです。

次に「相手に流れをやらない」ためには。上記のことの裏返しですが、相手を乗せないことでしょう。

・ 相手ビッチャーの嫌がることをする。リズムを崩す。バッターボックスをはずすとか、バントで揺さぶるとか。ピッチャーにとって一番嫌なのは、バッターに気持良くスイングされることでしょう。
・ へぼバッターには絶対打たせない。相手チーム内でも「へぼ」だと思われている選手にヒットを打たれると、相手チーム全体が盛り上がってしまう。先週の試合で涌井投手が9番の年寄選手(安全牌)に四球を与えました。少し厳しかったかもしれませんが、投手交代をしたのはそのせいです。
・ ミスをしない。一生懸命でのエラーは良いのです。「注意力不足」「思い違い」「ポカ」などによる「ケアレスミス」は、こちらの流れを消し、相手を乗せます。

最後に「麻雀における流れの掴み方」(負けない打ち方)を参考までに披露します。

・ 「へぼ」には絶対上がらせない。→三球三振に取る。
・ 相手の手を読む。大きな手をやっているときは、絶対に振り込まない。安上がりで蹴る。→狙い球を決して投げない。
・ 流れが来ないときには、安上がりでも良いから上がって流れを呼び込む。→声を出す。全力疾走する。
・ 流れが来たときは、徹底的に勝負する。つまらぬミス或いは弱気で流れを消さない。流れを出来るだけ長く持続させる。→初球からガンガン行く。
・ 流れが全く来ないときは、固くいく。流れが来るまで辛抱する。ミスをしない。→ボールを良く見る。バントをしてみる

                                                 
2002年6月28日
高乗和彦

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