まず、ノーケアは守る側の意志統一が最大の目的です。
ランナーの動きや揺さぶりに惑わされず、野手は打球の処理に一番適した位置に守備位置し、アウトの確率を高める。
バッテリィーは、盗塁を警戒しウエストやストレートを中心に配球する等・・・余計なことを考えずに、バッターを討ち取る為だけの配球を考える。守備にたいする意思統一です。
これを考えずに行うノーケアは無意味です。
ピッチャー・野手の気持・士気に微妙な影響があるのは理解しがたい点があります。
常に臨機応変に対応出来れば、ノーケアの必要は無いでしょうが、我がチームの経験から言って、中途半端なプレー「意志の不統一」によりゲームを落としたことが沢山あったと思います。

では、昨日のあの場面ではどうだったでしょうか・・・・。
相手バッターと徳留との対比(力関係)を考え・・・また、二人まで四球が可能な「攻めの投球」が出来る環境・・・牽制を気にしない守備位置・・・点差・・等々を考えるとベンチがノーケアを選択しても問題ないと思います。
当然リスクはありますが、ノーケアは「攻めの戦略」なのです。
結果は不運でしたが、河川敷はネットも近いのです・・・唯一問題があったとすれば「意志統一の欠如」だと思います。
もし、あくまでも進塁阻止で行くならば、ノーケアは辞めるべきで、中途半端なプレーは現段階のキングスには合わないと思っています。

                                                 
2003年7月14日
広瀬孝夫

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