連載 「ベンチの目」 辻真以子

<2007年編>


4月8日

 18日は連絡をせず申し訳ありませんでした。何としても行きたかった、せめて顔だけでも出したかったのですが、体が言うことをきかず、結局近くの病院で点滴を打ってもらいました。過労の一歩手前だったようです。今は体調も戻り、またハードに働いていますf^_^;
 結局行けませんでしたが、18日にどうしても行きたかった理由は…この先しばらく仕事で行けないからです。
 次の参加予定日は4月29日。本当に申し訳ありませんが、ご了承ください。4月29日は万全な体調で行けるように頑張ります。
 早速大会があるようですが、キングスパワーで圧倒してくださいね。良い報告をお待ちしています!



5月6日

 久々の参加で、ちょっと緊張気味だった私。
 でもそんな私のことを、キングスの皆さんはいつもと変わらず迎えてくれました。
 いつもと変わらず、優しく・温かく・そして…ちょっと手荒く(!)スコアのつけ方は勘がなかなか戻らないし、声の出し方も忘れてしまって叫ぶだけだったし、 準備体操しただけで節々が痛くなってしまったけど・・・

 やっぱり私は野球大好き!キングス大好き!!

 ヒットを打ったら喜んで、良い投球には拍手をし、中途半端なプレーには喝を入れる。
全員が一つのことに一喜一憂できるというのは、本当に素晴らしいことですね。
 さて「手荒く」の正体は何かというと・・・
 智之さんにはさんざん文句を言いましたが、突然3塁コーチに立った(いや、立たされた)こと。
 練習試合とはいえドキドキだし、声は出せないし、何だかいきなり出番は来るしで、終了後は一人反省会でした。
 ゲームとイニングの序盤・中盤・終盤を踏まえた判断、相手の守備、味方のランナーの足など、これからはベンチにいるときももっと考えながら、試合を観ていこうと思います。
 野球は深いなぁ。でもだからこそ、楽しいんですよね!!


5月20日

 3月に王貞治展を見に行きました。
 最も印象に残ったのはバット代わりに日本刀を振っている映像と、トークショーの中での言葉でした。
 自宅の部屋で素振りを繰り返し、床の畳が擦り切れている様子や、短冊を天井からぶら下げて日本刀で斬っていく映像に、私の眼は釘付けになりました。
 ケガをしてはいけない、うまく斬らなければいけない、そんな緊張感が画面から伝わってきました。
 トークショーの中では、バッティングのコツを質問された時にこのように答えていました。
「私は『打つ』というよりも、『斬る』という感覚で若い頃からバッティングをしてました。
 私の体は大きくないが、ホームランを多く打つことが出来た。
 『斬る』という意識の方が ボールは強く・遠くまで飛んでいくと思います」
 打つ・叩く・乗せる・流す・引っ張るなど、バッティングに関する表現は数多くありますが、斬るというのも意識に加えると良いかも知れません。
 キングスも体は大きくないチーム。
 何かのヒントになればと思います。



                                                 
2007年シーズン中
辻 真以子

                                                   

                                               

連載「ベンチの目」の目次へ戻る

コラム目次へ戻る