「野球の勝敗って」

 野球という競技は、必ずしも強いチームが勝たない。野球には絶対という言葉は存在しない。たかが(プロ野球では)6割勝てば優勝、一発勝負では4割も負ける確率がある。
 これは、首位打者がヒットを打つ確率(3割5分)より高い。(野村ノートから)
 別に野村の崇拝者ではないが、「弱者の戦法」「ギャンブル」等、戦い次第では「試合」だと強い方が勝つが「勝負」だとギャンブル性のゆえ弱者でも勝てる要素がある。だから野球が面白いそうである。

 野球の勝敗を分けるもの?究極的に言えば、外野に飛んだ打球、フェアかファウルか、外野手がダイビングキャッチするか僅かに届かないか・・・・・これって数値で表せば数センチの差?。二死三塁で三塁ゴロ、三塁手が捕り損ねるか?悪送球するか?一塁手が送球を落とせば1点、その前にも投手がWP、捕手がPBすれば1点(内野手って大変ですね)。

 勝敗を分ける差とは、些細な差であり、試合では選手は思った以上に緊張の場面でプレーしていると改めて思います。早実の斉藤選手が「甲子園の魔物はいない」と言ったようですが、エラーをした選手はきっと「魔物がいる」とか「野球の神様にイタズラされた」と言うのかも・・・・・・。野球は結果が良ければ何でも言えます。

 野球の勝敗なんて、紙一重です。あと少しの気持ちの持ち方やプレーで、先週の様な試合も勝ち試合に出来るのではないでしょうか。野球の神様にイタズラをされたら、今度は味方してね!くらいの気持ちを持てばいいのでは?。

 チャレンジがなければ成功もなし、勝てない時は過去にも多々ありました。そしてキングスは幾度もなく復活して来ました。継続は力なり、毎週野球が出来るなんてグランドに感謝!チームも必ず復活するでしょう。

 折角の日曜日?いい大人がこれからも大いに泥にまみれましょう。
 野球の神様の気まぐれにドキドキしようではありませんか、(^_^)v。

2006年7月
背番号8
和田昭平

                                               
                                      
                                         


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