「試合の流れ」

 リレーコラムということで今回は試合の流れについて考えてみました。
 勝負事には必ず流れというものが存在します。もちろん野球も同じです。
 先週の国立大会一回戦でも、結果キングスのコールド勝ちとなりましたが、チーム力にそれだけの差はなかったような気がします。
 勝敗を分けたのは「流れ」でした。もちろん、「流れ」が存在することや「流れ」が重要であることは周知の事実だと思います。
 
 ではその流れをいかに引き寄せるか、流れはというのは目に見えないものですので、確立された方法論が存在するわけではありませんが、それでも皆さんの経験もしくは、いままでの野球のセオリーから導き出される方法はいくつかあります。
 ホームランを打つ、三振を取るといったことはそう簡単に出来ることではありませんが、誰でも出来る簡単なこともあります。

 流れをつかむために出来ること、これを謙虚に実践していけば、それだけでも更なるチーム力の向上になるはずです。

・全力プレーを徹底する
・常に声を出して雰囲気を盛り上げる

 これらは誰でも出来ることです。
 昔から言われていることであり、わかっていることではありますが、なぜそれが重要なのかということをしっかり意識して、再度徹底してみましょう。それだけで、国立大会での優勝であれば出来るはずです。
 私もついつい忘れがちになってしまうことがあります。チームみんなで徹底し、国立大会優勝を実現させましょう。

2006年5月
背番号7
斎藤誠吾



                                      
                                      
                                         
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